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会社としての取り組みだと

これまでにいくつかの企業が実施してきた部署ごとの朝活や、勤務時間のシフトといった朝活がなかなかうまく軌道に乗らなかったのに、伊藤忠の朝活がうまく行ったのはなぜでしょうか? 「朝活に取り組みやすいよう、社員にインセンティブを与える」という会社全体の方針を定めた、ということがその1つの答えと言えそうです。 単に「これまでより早い時間に出勤せよ」あるいは「早朝も勤務時間とする」という“旧来の朝活”では、会社全体を巻き込むことはもちろん、部署単位あるいは個人単位といったレベルでさえ、朝活の取り組みを定着化させることは非常に困難でしょう。 しかし例えば、「残業発生時に支払っていた割増賃金を朝活に対しても支給する」ことを、会社全体の方針とするだけでも、朝活定着化へのハードルはグッと下がります。 伊藤忠の場合であれば、所定勤務時間前の朝活に対して、夜間の割増分とほぼ同額の賃金をプラスし、8時前からの勤務であれば朝食を提供する、といった特典を設けています。 以上のように、このような取り組みを会社全体で実施すれば、朝活の定着も決して実現不可能なことではない、ということが実証されたわけです。