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企業全体での取り組みも

昨今、労働環境の改善に関する話題は尽きませんが、朝活も例外ではありません。 深夜まで及ぶ長時間の残業が大きな社会問題となっていますが、朝活がその有効な解決方法になるのではないか、と考えられています。 実際に、ある企業が企業全体を挙げて朝活に取り組み、労働環境やコスト削減といった面で大きな成果を上げました。 企業全体での朝活と言えば、数々のメディアでも取り上げられた伊藤忠商事の取り組みが有名です。 「部署ごとに早朝出勤をする・残業を禁止する」といった事例であれば、他の企業でも既に実施しているところがあり、特段珍しいものではありません。 ただ、それでは思うように効果が上がらないのも事実。 そこで、伊藤忠は企業全体での取り組みとして、国内に勤務する全社員を対象に、早朝出勤…つまり、朝活を導入しました。 朝活導入以前の同社では、深夜まで及ぶ長時間の残業が社員の健康を害するだけでなく、コスト増の原因にもなっていました。 そこで、夜間・深夜帯の残業を禁止する代わりに朝活を導入し、社員の健康の改善とコスト削減を図った、というわけです。 勤務時間を9時から17時15分までとし、20時以降の残業を原則禁止、22時以降の残業を禁止、とする代わりに、5時から8時、8時から9時の時間帯を“朝活の時間”とすることにで、退社後の時間を自己啓発や家族とのだんらんの時間に割り当てることができるようになりました。 朝活の精神的な効果は数値化できるものではありませんが、コスト面だけで見ても、残業代・電気代といった費用を6~7%削減させ、夜間の残業代を朝の勤務に対して支払った分を差し引きしたとしても、全体でおよそ4%ものコスト削減を達成したとのことです。 では、なぜ伊藤忠は企業全体での朝活を成功させることができたのでしょうか? これまでのように、単純に勤務時間をシフトするだけではない、「朝活を定着させるためのもう1つの取り組み」がそのカギと言えそうです。

会社としての取り組みだと

これまでにいくつかの企業が実施してきた部署ごとの朝活や、勤務時間のシフトといった朝活がなかなかうまく軌道に乗らなかったのに  ~ 続きは見出し